クマのアルバム・2001-2年

今住んでる家は、最初長いこと空家になっていました。
家を下見に訪れた99年、庭でのんびりと野良猫が寝ていました。
昼寝の邪魔をされてもそもそと去っていった白い太った猫。
頭が大きくて手足が短く、愛嬌がありつつも野良らしい面構え。
それがクマとの出会いでした。
私たちより先に、クマは私の家に住んでいたのです。

尻尾がアライグマみたいなので、
クマ公と呼んでやることにしました。

近所のボスだったクマは
しょっちゅうケンカで怪我をしては
うちに保護を求めてくるようになりました。

そのたびに家に「入院」させたり
病院へ連れて行ったりしました。
家での病室は私の部屋になったので
約二月まったく製作できませんでした。

しかも、外へ出たがって大暴れ。
驚くほど大きな声でなき続けます。
クマのなき声は赤ん坊の声に似ています。
あまり怪我が多いので
やむなく去勢手術を受けさせることに。
その時からクマは家族になりました。

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