第20回 ゴッグ編


No.5

MSM-03-59 ソン・ゴッグウ

製作:ウモン山田






 「オッス、オラ、ゴッグウ。かぁ〜〜〜っ、おめぇ、つえぇなぁ〜。オラ、ワクワクしてきたぞ」

 え〜・・・スミマセン、一発ネタです。ゴッグ、唯一のバリエーション、プロトタイプ・ゴッグを造ってたのですが、悩むばかりで手が進まないという最悪の状態にはまってしまい、なんとか半分ほどは造ったのですが腕部・脚部の複製する時間がなくなってしまい、一発ネタのみとなってしまいました(m(_ _)m)。

 一発ネタですが、一応、一年戦争時に実在した機体という設定になってます(笑)。





 本機のパイロット、ア・キラは旧世紀のマンガ「ドラゴンボール」の熱烈なファンである。地球に来て受領したゴッグを、まわりが止めるのも聞かず、こんな色に塗り替え、頭にはヘンな鉄板をつけてしまった(本人は放熱板と言い張っている)。さらに隊にズゴックが支給されるや、予備のメガ粒子砲を勝手に本機の手に装備してしまった。もちろん、それを撃つときは「か〜め〜は〜め〜波!!!!!!」と叫んだという(爆)。

 こんな彼ではあるが、MSM乗りとしての腕は頭抜けており桁違いともいえるほどの戦果を誇った。それゆえに彼は「遺伝子操作で生まれた超人類」とか「実は宇宙人なのでは?」とさえ噂された。今日では彼もまたニュータイプだったとされている。これほどのパイロットでありながら、戦後に語られた「エースパイロット列伝」に、その名を見ることがないのは、ひとえにこんな機体に乗っていたため無視されたのだろう(笑)。

 一年戦争末期、彼はハイ・ゴッグに乗り換え、それまでの数倍もの戦闘力を見せた。連邦軍は、その圧倒的な力を「伝説のスーパーゴッグ」と恐れたという。
 彼はガンダムとの戦いを望んでいたが、その機会はなかった。冒頭の言葉は水中型ガンダムとの交戦時に発した言葉と言われている。しかし、ハイ・ゴッグに乗り換えた彼の前では、水中型ガンダムですら命乞いしたと言われている(彼は見逃したという)。

 戦後、彼の行方を知るものはいない。彼を知るものは口々に「ドラゴンボールを探しに行ったんだ」と語るが、真偽のほどは定かでない(笑)。



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