第11回 ジム編


No.6

GMエンペラー

製作:でんちゅう氏






1年戦争末期、その存在が噂されていたビグザムやエルメスに代表されるジオンの大型MAに対抗するため、量産型GM一個小隊を元にした合体システムが極秘裏に開発されていた。小隊の名はΣ特別小隊と呼ばれた・・・・・





 と、いうわけでGMで作ったゴッドシグマです(^o^;) もともとはジムカスタムを黄色に塗った作例を見たときに、”これってまんま陸震王やんか!?”と思ったのがそもそものきっかけです。本当はMGで揃っているジム、カスタム、クウェルを使って作ろうと思っていたのですが、たまたまHGUCでGMが出たのと、やはりたまたまGMを作ることになったので思い切って作ってみました。

 触らないですむところにはできるだけ触らずに作ってます。

 上半身を形成するGMヘヴンズは合体後の中核となるので首を少し延長(ポリパーツの取り付け位置を少し上にずらしただけですが)、頭部ユニットにはMGGP−01のヘルメットを適当に切り刻んで被せます。本当は合体時に被せるようにしたかったのですが、クリアランスが心配だったので常時装着としました。
 胸部にポリキャップを内蔵して、肩パーツに固定したランナーを差し込みます。合体時はこれをのばして肩幅を延長します。
 脚部の移動は一番悩んだんですが、結局大腿上部を切り飛ばして中にポリキャップを固定し、ボールジョイントで接続することにしました。接続先にはサイドアーマー接続部を利用。このままではサイドアーマーが付けられずにスカスカになってしまうので、大腿横にMGGP−01のライフルマガジンを加工してバーニアユニットを作製、取り付けました。足首アーマーの丸一モールドを削り取ってランナーを立て、脚部のGMグランド、ウォルターとのドッキング部とします。
 シールドは羽根っぽく見えるようにプラ板で延長、さらにポリパテを盛って仕上げたのですが、気泡や引けがなかなか消えずに苦労しました。結局どうにもならなくて0.5mmプラ板を貼ってしまいました。グランド・ウォルターのシールドとのジョイント部はプラ板とポリキャップででっち上げます。

 GMグランド、ウォルターはほぼ同等。
 肩の移動に邪魔になる部分を切り飛ばし、中にT字ポリユニットを内蔵、ここに腕パーツをとりつけます。
 脚部はふくらはぎの曲線に沿って切り放し、アキレス腱あたりにポリキャップを内蔵してこれにランナーを立て、切り放した部分を接着します。あとは穴があいて見苦しい部分をエポパテやプラ板でふさぎました。
 シールドの十字紋章はオミット、やはり穴をエポパテでふさごうとしたのですが、引けがどうにもならなかったのでここも0.5mmプラ板のお世話に。サブアームはMGGP−01の前腕そのまま。これにGMのシールドの装着ユニットをとりつけ、シールド側にはサブアームに装着できるようにさし込みを新造しました。

 塗装はオリジナルのゴッド・シグマを意識してます。ヘヴンズは赤と黒、グランドは黄色と黒、ウォルターは青と赤を基調としました。ただ塗るだけでは面白くなかったので、それぞれのメインカラーは少し実験的な塗装を試してます。ヘヴンズはスプリッター、グランドは前にMAX渡辺さんが虎ケンプで試されていた方法、ウォルターは水玉模様にしてみました・・・が、実験は所詮実験ですね(^o^;)
 合体時は黒が基調になるようにしてますが、腕と頭部ユニットは暗めのブルー(得意の黒三用です)。関節部は他の部分に黒いパーツが多いのでやや明るめのニュートラルグレーに統一しています。

 ドッキング時はヘヴンズを中心としてグランド、ウォルターが脚部を形成します。ヘヴンズは両肩が外側に移動、脚部が上方に移動して腰部・大腿部を形成。グランド、ウォルターの変形は同一で、上方に振り上げた腕でヘヴンズの足首に装備されたジョイントをホールドします。脚部の変形はサイコガンダムの変形を参考にしました。3体の持つシールドが合体して巨大ウィングとなり、ヘヴンズのボディを覆うように装着されます。シールド裏に装備されたサブアームがヘヴンズの前腕ハードポイントに装着され、GMエンペラーが完成です。

 本当は当初作る予定であった、個別武器とそれらが合体してできる巨大ビームサーベルまで揃えたかったのですが、そこまでの余裕全くありませんでした。どうもすみませんm(_ _)m



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