付録のハルナちん その後

  最初に言っとくと手先は不器用なほうだ。
 当然モデラーでもなければフィギュアのコレクターでもない。
  それでもこれを手に入れた以上
 パンツにピンクを盛るのは避けられない道だったのかもしれない。

  本来なら保存用のもう一体も確保するべきなのだろうが
 そうまでするマニアでもない。

  自分の技量を理解した上で
 それでもなおチャレンジさせようとするのは
 シロウトが見て良いと思える造形が完成していたからなのもしれない。


  あちこち色が乗ってなかったりハミ出だりしてるので
 それも一緒にツンツンしといた。
 
  ひどい出来なのは解っている。
 悪化させた部分のほうが多いかもしれない。
  それでもやらなければいけないという気持ちは
 自分では押さえられないものだったのだ。



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