バイオディーゼル燃料


BDF(BIO DIESEL FUEL OIL = バイオディーゼル燃料)とは…
 使用済みの天ぷら油等の植物油を精製して出来る軽油代替燃料
 植物由来であるため、 燃焼する際に排出される二酸化炭素 = 植物が成長過程で吸収した二酸化炭素 となり
 大気中の二酸化炭素量は増加しない(カーボンニュートラル)


BDFについて調べていたところ、帯広市で入手可能であることが分かり、さっそく販売店へ行ってみました。
販売店は「地球防衛商店」

『地球防衛商店』
帯広市東2条南14丁目


場所がちょっと分かり辛いです。
同じ所をぐるぐる回ってしまいました;
諦めて帰ろうとしたとき偶然発見。
あそこは東1条じゃないのかな?

北側が道路に面しています。

とりあえず、軽油とBDFは混ざっても問題ないそうです。BDF入れた後に軽油を給油してもOK
また、ここで製造しているBDFは車検証の記載事項の変更なしに給油可能です。
不安もありましたが給油してみました。軽油が半分ほど残っていたので軽油とBDFが50:50のブレンド状態
問題なければ100%挑戦してみます。
リットルあたりの走行距離は軽油と同等程度らしいです。


良い所
・価格が安い
  2006年10月現在で1リットル97円(帯広市、地球防衛商店)
  セルフの軽油(113円)と比較しても安いです。
  BDF100%であれば軽油引取税はかかりません。
・カーボンニュートラルにより二酸化炭素の増加がない
・SOx(硫黄酸化物)の排出がほとんどない。軽油と比較して80〜90%カット
・黒煙が軽油の1/3
・エンジン音が静かになる → くぐもったような音?になった気がする。アクセルの踏み心地も微妙に違う感じ

悪い所
・NOx(窒素酸化物)は増えてるらしい
・冬は使えない(現在、マイナス10度までのデータしかないため)
  現在、マイナス20度を試験中だそうです。
・万が一壊れた場合、おそらくメーカー保証は受けられない


微妙な所
・BDFには機関洗浄効果があり、燃料フィルターの交換時期が早まる可能性がある。
  軽油に汚れを落とすのが原因らしいので、BDFだけを使うのであれば問題ないかもしれません。
・精製過程でグリセリンが生成される。
  原料の10%程度
  現在はグリセリンを生成せずにBDFを製造する方法もあるらしい。
  地球防衛商店ではグリセリンを発酵促進剤として活用すること等で廃棄物を出さない努力をしているそうです。
・ウマそうな匂いがする。


「らしい」が多すぎる…
BDFに関しては検索すると詳しい解説が載せられたサイトがたくさん出てきますので、そちらを参考にしてください。
しばらく使ってからインプレ書きたいと思います。


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