ロンドンタクシーの内装比較(Black×Red)


Black Red
前座席

フロントスピーカーは交換し、ラジオもCDプレーヤーに換えています。
シートは薄っぺらく、運転席の空間を少しでも確保するための悪あがきといった印象。

窓は手動で開けます。手動といってもハンドルをくるくる回すアレではなく、窓に手を掛け引き下ろすという、シンプルなもの。意外に便利
ロンドンタクシー(黒)前座席 ロンドンタクシー(赤)前座席 前座席

シートはこちらの方が厚みがあり、新しいものに交換しているようです。

コンソールボックスの上部にもシートと同じような布が張られています。

窓はパワーウィンドウです。
運転席

非常に狭いです。ハンドルと足の間隔から想像してください。
参考までに私は身長170p体重50s台前半のやせ形で、座席は限界まで後ろに下げています。背もたれも倒せません。
赤い車の前所有者は体格のよい方だったらしく、そのために中間の仕切りを取り外したようです。
身長の高い人や太った人は要注意。

足の間に見えるのはキーホルダー。
ハンドルの真下にキーの穴があり、最初見つけるのに苦労しました。
写真撮って気付きましたが、足下の配線滅茶苦茶ですね。
ロンドンタクシー(黒)運転席
ロンドンタクシー(黒)運転席
ロンドンタクシー(赤)運転席
ロンドンタクシー(赤)運転席
運転席

さすがに改造を施しているだけあって、乗り心地ではこちらに分があります。
座席の位置、背もたれ共に調節可能。

スピーカーの下にあるカラフルなものはヒューズボックスです。
ドア全開

見てのとおりの観音開き
ドアは取っ手にある鍵穴のついたボタンを押して開けます。
ロンドンタクシー(黒)ドア全開 ロンドンタクシー(赤)ドア全開 ドア全開

中間座席をはずす際に中央にあるボックスの上部も取り払っております。
中間座席

折り畳み式の中間座席
運転席と後部座席の間には仕切があり、運転席・助手席と背中合わせになるように取り付けられています。
後部座席とは電車のように向かい合わせに座ることになります。

ただし、乗り心地はよくありません。
背もたれが直角な上にクッションがなく、この席を倒すと後部座席との間も狭くなってしまうため、かなり窮屈な思いをすることになります。
あくまで補助的なものと考えた方が良いですね。

でも欲しかったんです。
ロンドンタクシー(黒)中間席
ロンドンタクシー(黒)中間席
ロンドンタクシー(赤)中間席 中間座席・・・・ありません。

仕切ごとはずしていますので、運転席・助手席の背中が見えるだけです。

車検証では7人乗りですが、席が2つなくなっていますので、単純計算で5人乗りでしょうか。

中央のボックス内はワインクーラーになっています。
後部座席

広々としています。
後部座席用のクーラーがあり、中央のボックス内にはワインクーラーが用意されています。

ギアをパーキングに入れ、ブレーキを踏んでいない状態にしなければ、後部のドアを内側から開けることはできません。
ロンドンタクシー(黒)後部座席 ロンドンタクシー(赤)後部座席 後部座席

おそらくオプション装備と思われる木目調のパネルが内装各部を装飾しています。ヒビ入ってますが
ネジ止めですのではずすのは簡単そうです。
上の写真は後部座席から前方を見た様子
下の写真は運転席から後方を見た様子(撮れてませんが…)

運転席の肩くらいの高さまで仕切り板があり、上部にはアクリルのスライド窓。
実はこれが厄介で、夜間は前方の景色が映り込んでしまいます。コンビニ等の明るい建物があると後方が全く見えなくなってしまうため危険です(下の写真のような状態)。
何故かこの窓は少ししか開かないため、運転手と後部座席の会話は困難です。
ロンドンタクシー(黒)内部
ロンドンタクシー(黒)仕切り窓
ロンドンタクシー(赤)内部 後部座席から前方を見た様子

・・・・なにもありません。
仕切りがない分、明るく開放感があります。


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