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白老岳三角点と山頂968P

大滝村
2002.03.19

積雪期しか行けない山、白老岳。
地形図の山名と三角点がべつにある。


春の稜線
振返れば羊蹄山
三角点からの展望
春を迎える白老岳

ルート図はこちら

コースタイム
二の沢林道入り口 0.0h
三角点 2.0h
白老岳山頂 1.0h
林道入り口 1.5h

足早に訪れる春に尻を叩かれ再訪を企てる。
雪の状態も歩くには最高。天気も快晴で、白老岳の三角点と頂上を踏むことができた。

夏道がない山だけに、それぞれいろんなルートから上がっているようだが、あえて一般ルートというと二の沢川西側の尾根を行くのがそうらしい。
ほかには美笛トンネルから送電線をめがけ、そこから南北の稜線を三角点経由で辿り、白老岳を踏んだ後二の沢方面へ下りる人も少なくないようだ。

今回の私のルートは、仕事の都合で選んだものであるので実際はルート図よりもかなり複雑に入り組んでいるが、それを登山向けに要約するとルート図のようになる。
悪くないコースだと思う。

二の沢林道からCo.784→945.1三角点へと上がる。
この尾根、せっぴには注意が必要だ。
途中振返ると羊蹄山が見える(写真)。
三角点からの展望はさすが。
標高こそ地形図に山名を振られた968Pに譲るものの、測量に必要な見通しはこちらのほうがいいということなのだろう。山頂よりこちらが、断然オススメ。
南隣のポコにかけての稜線から東に広がる斜面は、程よい傾斜で、天気のいい日は登り返して滑りを楽しむことができそうだ。

目の前にある頂上は踏みたくなるのが性。
白老岳山頂を一応踏む。
さらに先には南白老岳。
接近するとその傾斜は一段ときつく見える。
日が傾いた午後4時前。プラスティックブーツでのキックステップも歯が立たず撤退。
アイゼンがあれば問題なさそうだが、道道白老大滝線から、南西方向の尾根を使うほうが確実だろうか。今シーズンの課題だ。

平成14年3月19日
伊藤研吾


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