さいとう皮膚科クリニック |
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−慢性蕁麻疹について−
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かゆみを伴う右の写真のような盛り上った発疹が出ます。これはおよそ1時間前後、長くても24時間以内で消え、あとを残しません。皮膚であれば、どこにでも出ます。これが出たり、消えたりを繰り返しながら、1ヶ月以上、続くものを、慢性じんましんといいます。 「じんましん」というと食べ物というイメージがありますが、この慢性じんましんでは、原因が食べ物であることは少なく、寒さによるもの(寒冷じんましん)、また暑さによって起こるもの(温熱じんましん)、日光によるもの(日光じんましん)、ベルトや下着で締めつけられる所や掻いたりするとでるもの(人工じんましん)があります。 また 時間帯で(特に夕方から夜にかけて)じんましんが出る方も多く見られます。 じんましんの出るメカニズムは皮膚のある細胞に刺激が加わると「ヒスタミン」という物質が放出され、じんましんの発疹を作ります。 検査 じんましんか、湿疹か見分ける検査は簡単で、すぐに結果が出ます。赤色描記といって正常な皮膚の部分をひっかくと写真のように赤く盛り上り、字が書けそうな状態になります。こうなれば、いつでも じんましんが出ますよーというサインです。 治療 では、一番良い治療は、抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤という種類の飲み薬を続けて飲む事です。出てから飲んでも効きません。なぜなら、約1時間前後で消えてしまうからです。塗り薬はほとんど効果がありません。 |
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