さいとう皮膚科クリニック
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取っても、取っても増えてくるのはイボ−尋常性疣贅という病気です。
原因は？
ヒト乳頭腫ウイルスという、ウイルスが原因です。接触感染で感染します。指で触っていると指にうつることがあります。しかし インフルエンザは空気感染しますが、イボはそのようには簡単にはうつりません。しかし、時間をかけて、大きくなり、増えていきます。
どれが、イボ？
右上の写真は右足の裏と親指のイボです。たくさん、出来て、というより周囲に うつってしまっているのがわかります。タコやうおの目ではありません。
右中の写真は右手の親指のイボです。爪の周りにびっしりと、うつってしまっているのがわかります。
治療は？
見つけたら早めの治療が大切です。
現在では冷凍療法（右下）が主流です。週に１回位、通院してもらいますが、治療した日も普通の生活が可能です。また、漢方薬を併用すると治りが良いことがあります。大きければ大きいほど
治療を開始するまでの期間が長いほど 治療期間が長くなり、数ヶ月から数年かかることもあります。
注意することは
簡単にはうつりませんが、時間をかけて、接触の機会の多い家族間-たとえば兄弟姉妹同士でうつしあったり、友達からうつったり うつしてしまったりが、よく見受けられます。また、自分のイボを気にして触って、いろいろな場所に多発している方も多数みられます。あまり触らないことが大切です。
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右足底の母指側の いぼ
冷凍療法に使うクライオサージ
