トゥットの威力(2001年5月6日)

 久々にトゥットが帰ってきた。そして勝利も戻ってきた。最近の試合が決定力不足が深刻だっただけに、トゥットの復帰を待ち望んでいたが、やはり彼は期待通りの活躍をしてくれていた。開始直後のスペースに走りこんでからの先制点の素晴らしいアシスト。40mはあろうかという小野のロングパス(しかも後方から)をいとも簡単にトラップしてから豪快にぶち込んだ2点目。そして圧巻はハーフライン付近からの独走ドリブルからのゴール。まさに「スーパー」な活躍だった。(by湯浅さん)
 トゥットの素晴らしさを挙げると、瞬間のスピード、フィジカルの強さ、確かなテクニック、広い視野などなどきりが無い。なんにしてもFWに必要な要素が高いレヴェルで揃っているのは確かだ。レッズは実に良い買い物をしたものだ。今シーズン、もし彼がいなかったらと思うと、ぞっとするくらいだ。ま、攻撃のオプション自体はたくさんある。福田、永井、岡野、また田中達也もそうだが、「核」とは言いきれないのが現状だ。どの選手もあくまで「オプション」であり、攻撃の柱には弱い気がする。しかしトゥットは、完全に核であり柱なのである。それどころか今日の3点目のように一人で攻撃を完結させることまで可能なのだ。
 考えれば考えるほど、今のレッズにトゥットは不可欠な選手である。ただ気掛かりは、彼のケガだ。今日も足を押さえる場面が目立った。本当に気をつけて欲しい。早く治して欲しい。彼が居なかった試合の悲惨さを繰り返さないためにも。

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