小野伸二と浦和(2001年6月11日)
伸二に再び移籍話が持ちあがっているらしい。オランダのフェイエノールトだとか。確かに伸二のためには、浦和を出た方がいいかもしれない。それはそう思う。彼のポテンシャルは、浦和では狭すぎるのではないか。以前から、そう考えさせられたことが何度かあったからだ。というのも練習環境や周りのチームメイトレベルがどうしても伸二に追いついていかない(失礼!!)場面が幾度も見られたからだ。そしてその思いは、伸二の代表レベルで良い働きをする度に私の中では強くなっていた。だから私は小野伸二は浦和を飛び出して行くべきだと考えるのだ。もちろん伸二は、浦和レッズというチームを愛していると信じているが、自分自信のステップアップのためには、やはり海外に行くべきだと思うのだ。
このように私の結論は移籍賛成ではあるが、一方浦和レッズというチームとして考えればどうであろうか。J1に昇格したばかりの今年、ここで伸二を欠くことは、あまりに痛い。ただでさえ薄くなっている中盤の層がさらに薄くなるのだから(だってアドリアーノじゃやっぱり不安でしょ?)。それを端的に表すのが、伸二の欠場したガンバ大阪戦。あの試合は、レッズがボールを支配し、勢いも勝っていながら、勝利を逃してしまった。あの試合の敗因は、やはり伸二の欠場にあったことは誰にも否定できないであろう。あの試合は攻撃の変化というべきか、アクセントというべきか、とにかく攻撃の最後のところのアイディアが乏しく、決定的なチャンスが生まれなかったのだと思う。そして、浦和レッズにおいて、そのアイディアを最も数多く持っているのは間違い無く小野伸二だ。だから彼を欠くことは、チームにとって非常に厳しいところなのだ。最悪、ガンバ戦のような欲求不満の溜まる試合が、セカンドステージ全部でおこなわれてしまうことすらあるのだから。
ま、とにかく私は小野伸二の移籍については賛成だ。ただ浦和レッズがフェイエノールトに要求している移籍金は約5億円だとか。それに対して向こうは2億から3億の提示だとか。うーん・・・なんかこの話、流れそうな気がしてきたぞ。