天才以後(2001年8月27日)
天才が去って始まった浦和レッズのセカンドステージ。いきなり神戸、そして東京Vと負けてはいけない相手に負けてしまった。その時、一度は誰もが思ったであろう「伸二がいれば」という言葉。しかし、それは決して口には出してはいけない言葉。それを口に出せば、選手もサポーターも、さらにはオランダで活躍している伸二も不幸になってしまうから。 とはいうものの、ファーストステージ後半で小野伸二を中心とした浦和レッズが完成してしまったことは、事実。その矢先に、まさに中心がチームを去っていったことも事実。
ようやく完成したチームを壊し、もう一度作り直す。その作業は容易ではない。開幕からの連敗で、それが証明されたかに見え、立て直しにはかなりの時間がかかってしまうとの思いを強くしていた。しかし、光明は意外に早く訪れた。第3節、サンフレッチェ広島戦、エメルソンとトゥットの活躍だ。ダイナミックでスピードある攻め、それこそが浦和の伝統の型。本当に頼もしいFWがそろったものです。中盤も阿部、土橋を中心に堅実なプレーで固める。DFも山田と石井のセンターが思いもよらず安定してきました。本当に面白いチームが出来つつあります。
はっきり言って、伸二の替わりはいません。いるわけがないんです。でも浦和は今、新しく生まれ変わろうとしています。私は、期待して待ちたいと思います。