ロンドンタクシーの性能


タクシーという本来の用途を考えても街乗りが最適と思われます。

最高速度 100q/hでレッドゾーン突入。上り坂では60q/hくらいが限界です。
加速性 車重とディーゼルエンジンゆえに決して優れてはいません。
平地での通常の走行には問題ありませんが、上り坂での加速は困難です。
操作性 性能に関して誇れるところはコレくらいです。
よく切れるハンドルが車体の大きさを感じさせず、ヘタな乗用車よりもラクに操作できます。
ただし、注意しなければならないのが急カーブでの速度。
車高が高く、重い車体。これにスピードが加わると細いタイヤが災いして安定性を失います。
急カーブでは標識の速度より−10q/hくらいで入るのが安全です。
Uターン
@
A
ハンドルの切れがよく、回転半径はとても小さいです。
写真@が写真Aの黄色く囲った部分です。ここからスタートして反転した位置が写真Aのとおり
一車線道路で楽々Uターンが可能です。この辺りの性能は並の日本車より上だと思います。
ロンドンタクシーの前は軽自動車に乗っていましたが、同じような感覚で運転できます。
居住性 運転席及び助手席の居住性は、座る人の体格に大きく左右されると思います。
私は痩せ形ですので長距離も苦になりませんが、助手席に座った人には評判悪いです。

客席にあたる後部座席は快適です。天井も高く、ワインセラー・強力な冷房等の装備があります。カセットデッキは
CD等に交換した方がいいと思いますが。

折り畳みで後部座席と向かい合わせで座れる中間座席は、珍しさもあって使いたくなりますが座り心地はあまり
よくありません。さらに中間座席使用時は室内が狭く感じられると思います。
悪路走破性 皆無
重い車体・FR・ディーゼルエンジン。これ以上の組み合わせはないのでは。
容赦なく沈む車体、そこから抜け出るパワーは持ち合わせていません。
天気予報に注意を払い、雪道・ぬかるみは可能な限り避けるようにしてください。

凍結路面にも注意。この車にはABS等の装備がありませんので、ポンピングブレーキは必須のスキル
冬季は周囲の半分くらいの速度で走る気持ちで運転しましょう。砂袋(ホームセンターで購入可能)を積んで
おくのも忘れずに
燃費 燃費のページで調査中。軽油ですので高くはないと思います。
排気ガス 今のところ気になるほどの黒煙等はありません。
ディーゼル車のため、一部の都県市ではディーゼル微粒子除去装置(Diesel Particulate Filter)や
酸化触媒等の後処理装置が必要となるようです。


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