安心・安全・快適を実現するために。 写真左 CPRボード 心臓マッサージをするときに背中の下に入れて使います やわらかいマットの上ではこれが無いと心臓マッサージができません いくらAEDがあってもこれが無ければ命を救えません 写真右 AED 最近一般への普及率も増え、心臓発作への迅速な対応が可能になってきました。 |
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安心・安全・快適という単語を当社はよく使います。 実際は実現できないのですけど・・・。 いきなり弱気になってしまったわけではありません。 実は、安心・安全・快適に上限はないのです。 どこまでいっても100%の安心・安全・快適は絶対に実現できません。 でも私たちは頂上のないこの山をあえて登り続けようと考えています。 ただ、私たちには道しるべが残されています。 安心・安全・快適とは、提供する側の言葉ではなく、サービスを受ける側の感情だからです。 ご利用いただいたお客様の言葉が、私たちの目指すもののひとつになります。 お客様の安心・安全・快適につながるように資機材(道具)を揃えています。 写真は主力の装備のみです。細かいものは省いています。すみません メインストレッチャーです。 2B救急車に車載されていた形の物です。 フルアルミフレームで高さ調節機能付き。背もたれも起こせます。 トヨタのメーカー指定品でトヨタ製の福祉車両に車載可能なストレッチャーはこの型のみですので、 仕方がなく使っている部分もあります。 長所と短所がどっこいどっこいくらいのストレッチャーです。 メインストレッチャーの内部マットレスです。 実は純正の中身は全部出して、低反発ウレタンマットの厚手(7センチ)にすべて入れ替えました! 介護の世界では高反発マットが最先端ですが、あえて低反発にしています。 理由はムフフッ!ナイショ 寝てみるとわかるかも! 低反発マットレスの上にさらに低反発クッションを入れて床ずれ防止の形をとった後、シーツで包んでいます。 化繊の毛布に化繊の夏布団、アルミ毛布の3枚保温が冬季の基本!綿の毛布などは重たいので却下 スクープストレッチャーです。 適応と禁忌があるので素人の方がこれいい!と思っても買わない方がいいです。 最近随分とスクープストレッチャーが活躍しています。 大腿骨骨頭骨折疑いの患者様から搬送要請が増えてきました。 ご自宅で転倒して動けなくなったとか・・・。 救急車を呼ぶのは恥ずかしいとの事。 救急車を乱用している人に教えてあげたい話です。 こんな感じで使います。 患者様をすくうような感じでストレッチャーに乗せます。 あんまり動かすことなく乗せることができます。 因みに、救急医療用の機材ですので、X線対応なのですが、病院に行ってレントゲンを撮るとき にはずしてくださいと必ず言われます。 はずす=患者様を動かす=痛い=患部の悪化だと思うのですが・・・。 患者様の痛みより、写真をクリアに撮る事が優先されるようです。 バックボードという物です。 アメリカのドラマERなんかを見ているとよく登場します。 外傷救急という概念が主流になってからは救急車に必ず(?)車載されています。 X線対応で、このままレントゲンとか、CTが撮れます。MRIはできません。 当社の看護師長さんに、スクープがあるのにバックボードまで必要なのか? と、散々怒られましたが、救命士の独断で買いました。 出番はあんまりありません 実はバックボードとは、全脊柱(背骨)固定ができます。 交通事故などで、背骨が折れてるかも知れない人を、神経を痛めないようにこれで完全に 固定して病院に連れて行って、このままCTを撮って折れてるかどうかを診たりするものです。 でも当社の使用目的は本来とは少しずれています。 全脊柱固定ができる=全身が固定できる ってことで、個人住宅の2階など、狭い階段から患者様を搬送する時に使っています。 この写真は下が床で、上が天井です。 ちょっと痛いのは確かですが、階段では立位に近い角度で降りてきます。 フルリクライニング車椅子です 簡易的なストレッチャーとしても使えます 呼吸器系疾患や、心臓疾患患者様に使うことがあります!(はず) 実はほとんど使っていません。 所詮は車椅子なので、ストレッチャーより乗り心地が悪いです。 こんな感じで無段階でリクライニングできます。 構造上の欠陥でしょうが、フルフラットまで倒すと、バランスがかなり悪いです。 必ず固定が必要です。 簡易式3段スロープです。 家を建てる時って、介護のことは考えないモノです。 玄関先に階段がある家などがほとんどです。 手で持ち上げて搬送する事も可能ですが、滑って落とすわけには行かないので、 安全のため、可能な限り使っています。 アルミ製ですが、意外と丈夫です テストしているところの写真です。 決して遊んでません。 民間救急車に絶対なくてはならないモノ それがこれ!って言うのは私の意見です。 精密機器対応 完全正弦波 大型インバーター なまら高いです。(泣) 12ボルトの車の電気を100ボルトに変えるための機械です。 特殊な機材(人工呼吸器とか、除細動器とか)を病院から持出して車中で使うには電源が必要です 福祉タクシーや、介護タクシーで医療処置が必要な患者様を移送する時に、病院から看護師と機材をかりて 移送しようと安易な発想の業者様もいらっしゃるようですが、通常、院内で使用されている機材は 車載を想定していないので、12ボルトでは動きません。 当然これが必要になります。 しかし、インバーターというか、電気にはかなりの種類がありまして・・・。 ホームセンターや、カー用品店などで売られているインバーター(数千円〜2万円程度)で医療機器を 動作させると、故障または動作不能、誤作動を起こす恐れがあります。というかほぼ確実に 人工呼吸器がインバーターの故障で止まってしまっても、笑って済ませる事ならいいんですけどね・・・。 因みに当社のは1800ワットまで使えます。 バイタルセンサーG ベットサイドモニターと呼ばれています これひとつで、血圧、心電図、呼吸の状態、体温が同時に測れる優れものです。 リアルタイムに測定できますので、状態変化の激しい患者様や、変化に対応が必要な 患者様を観察する上でとても有用な機械です。 バッテリー内臓なので持ち歩くこともできます。 心電図異常も見逃しません ポータブル吸引機 痰の吸引に使用します。要医療資格です。 12ボルト、バッテリー、100ボルト。何でも来いの3電源方式です。 どこでも使える優れもの。ただ、ちょっとでかい。 酸素ボンベと減圧弁です。要医療資格です。 過去最大は4000リットル使いました。 ミサイルみたいな7000リットルのボンベは重くて一人では運べませんでした。 通常時は1000リットルしか車載していませんが、患者様の状態に合わせて増やせます。 加湿器です。 気管切開をしている患者様に乾燥は敵です! でも、車内で加湿器を動かすと窓が曇ってしまいます。 そこで登場するのがこの超音波式加湿器。 加湿能力は低めですが、ピンポイントで加湿できて、さらに窓を曇らせません。 世の中には便利なものがありますね! 体温計です。予測式で40秒くらいで測定できます 体温の変化は重要なバイタルサインですのでまめに測定 パルスオキシメーターです。要医療資格です 指に洗濯ばさみみたいなのをはさむだけで、血液中の酸素飽和度が測れる とっても便利な機械です。 なのに使用するのに医療資格が必要です。 実はこの数値を鵜呑みにすると生死にかかわることがあるので要医療資格なんです。 数値を鵜呑みにしない知識と技術が必要なんですね! 血圧計です。 薬局などでも売っているタイプです。最近の機械は性能がよいので十分測定できます。 でもちゃんとアネロイド型血圧計も車載してますよ! この他にも様々なモノを車載していますが、写真を載せるまでもないようなものなので、 省きます。 民間救急に最低限揃えなければならない資機材を載せようと思ったのですが、 面白くないのでやめました。 文字だけ載せておきます。 1、消毒薬 2、使い捨てマスク、手袋 3、バックバルブマスク(手動式人工呼吸器) 4、ファーストエイドキット(救急箱) 5.ポケットマスク(口対マスク式人工呼吸器) ぐらいだったと思います。 |