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ギターを鳴らそう
ギターを弾く正しいフォーム(弦の押さえ方、はじき方)って?
楽器を弾く為にまず最初に覚えることは「どうやって音を出すか」だと思います。 例えばトランペットやサックスのような管楽器、弦楽器でもバイオリンなどは難しそうですね、 最初に音を「出す」だけでも練習が必要です。その為に基本的なフォームがあります。 しかしギターはそうでもありません。手で弦をひっかけば音は出ます。
正しいフォームを覚える事は大切ですが、今「弾きたい!」と思っている人にそれをさせるのは退屈なことでもあり、 弾きたいと思う気持ちを削ぐことにもなりかねませんから、私はこの段階では説明しなくてもよいと思っています。
ギターには様々な奏法もあってそれぞれ異なるフォームで演奏する事もありますから 一概にこれが正しいフォームですよなんていえないことが多いこともあるのです。
少しかたい話をしてしまいましたが、とにかくギターを鳴らしてみましょう。
ドレミを覚えよう
これはよく見かける楽譜の一部です。最初のドが基本でピアノの中央付近にあるドの音です。
上の楽譜の最初のドは「5弦3フレット」を薬指で押さえます。下の写真の黄色のドです。 弦を押さえるときはできるだけ指先を立ててネックに対して垂直に、 右手で弦をはじいたときにビリビリと音がしない程度の力で押さえます。 この時親指はネックの裏側からはさむ感じで軽く添えておきます。 最初のうちは指が痛くなりますが頑張って押さえましょう。
写真のドが書かれている場所をよく見てください。フレットバーに近い位置に書いてあります。この位置で弦を押さえます。 これよりもヘッド寄り(写真の左方向)で押さえると弦がビリビリとなりやすくなり、押さえる力も余計に必要になってきます。 できるだけフレットバーに近いところを押さえましょう。
次のレは「4弦開放」です。フレットのどこも押さえずに4弦をはじきます。
ミは「4弦2フレット」を中指で押さえます。ファは「4弦3フレット」を薬指で押さえます。 同様にソは「3弦開放」、ラは「3弦2フレット」を中指で、シは「2弦開放」です。 最後のドは「2弦1フレット」を人差し指で押さえます。
ここまで押さえる指を指定してきましたがこれは基本の押さえ方です。ギターを弾く時の左手の場所のことを「ポジション」といいますが、 出来るだけポジションを変えずに効率的に弾くこともギターの上達には欠かせません。また、ギターは和音(コード)を演奏することもあります。 コードを押さえる時はどの弦をどの指で押さえるかが大切になってきます。
この基本のポジションではここまでのドレミファソラシドの他に上の写真にあるように「上のド」の上のソ(上図緑色)まで、「最初のド」の下のミ(上図水色)まで弾くことができます。 このミの音がギターで演奏できる一番低い音になります。
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