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ギターの材質について

ギターやベースを演奏する上でその材質を気にすることはまずないと思いますが、例えば楽器店に並んでいるアコースティックギターの表面の綺麗な模様に目を惹かれたり、指板の色の違いに気がつかれたこともあると思います。このページでは材質に着目して解説します。

ギターやベースのボディやネックは主に木材で作られています。エレキギターのように塗装をされていたり廉価な材に高級材の模様をプリントしたものもあったりと見た目にはわからないものも数多くあります。ご自分のギターの材質が何であるか想定してみたり、これから購入するギターの選択肢の一つとして、材質を知っておくのも無駄な知識ではないと思います。

材質	使用箇所	特徴
アッシュ	ボディ	高音域から低音域まで幅広くくっきりと表現される
アルダー	ボディ	アッシュに比べ中域がよく出る。軽量
アルミ	ボディ、ネック	金属。高域が際立って出る。重い
ウォルナット	アコギの表、ボディ	高域を押さえおとなしい
エボニー	指板、アコギのブリッジ	非常に硬い材である為弦が触れるところに使用される
エボニック	指板、ネック	非常に硬い合成樹脂。エボニーに似る
カーボン	アコギのボディ	軽い。複雑な曲面を容易に塑性できる
バスウッド	アコギの表、ボディ	柔らかい材。音も柔らかい
マホガニー	ボディ、ネック	比較的廉価。加工もしやすく音の抜けもよい
メイプル	ボディ、ネック	ギター、ベースの代表的材。若干高域の伸びがよい
ローズウッド	アコギの側板、指板	硬い。高音域倍音がよく出る。

これらが代表的な材で、これら以外にも多数の材を組み合わせて一本のギターやベースがつくられています。

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